色々な世界をのぞいてみよう!~3学期が始まりました~
全校の子どもたちが体育館に集っての始業式。
久しぶりに友だちや先生に会って嬉しそうな子どもたち。
各学年から、冬休みや3学期の抱負が語られました。
6年生のことばを紹介します。
あけましておめでとうございます。冬休みは正直、ゴロゴロしていたので、言うことがあまりないです。自分たち6年生は、この学校にいるのが3学期だけなので、毎日を大事にしながら、劇の会に取り組んでいきたいです。劇に関しては、先生率いる天才的なクラスがあるので、きっと面白くなります。楽しみにしていてください!!(6年生の子ども)
先生たちを代表して、副校長が話をしました。
新しい年になりました。明けましておめでとうございます。先生から話をするのだけど、一番最後にクイズを出そうと思います。答えられるように、よく聞いてくださいね。
さて、皆さんはどんな冬休みを過ごしましたか?? 先生は、一本の映画を観ました。その映画は、ある公立小学校の1年間を追った映画でした。その学校では先生が、入学してすぐの1年生に授業中の手の挙げ方を教えたり、下駄箱に靴を入れる時には、かかとをしっかりとそろえて入れることを教えて、きちんとそれができているか子どもたちがチェックをする・・・そんな学校でした。それが良いとか良くないとか、それは人によって感じ方や考え方はちがうけれど、一緒に観た先生の子どもの感想は、「和光小とはぜんぜんちがった」と言っていました。“学校”や“教育”というのは、様々で、色々な考え方ややり方があって良いと思っているし、それが良いことだと思っています。良くないのは、自分たちとちがうことを否定したり、他の世界を知らずに自分たちが一番素晴らしい、正しいと思い込んでしまうことだと思っています。自分たちの良さがわかるためには、沢山のそれ以外の世界を見ること、知ること。先生は、今年度、意識的に色々な学校を見学に行っています。今回の映画もその一つであり、とても学ぶことができました。
さぁ、最初に言ったクイズです。今日のお話で、ますちゃんが言いたかったことは何でしょうか??
①冬休みが、とっても楽しかったよ。ということ
②相手の考えを否定する前に、まずは相手のことをよく知ること。そのために相手のことばにしっかりと耳を傾けてほしいよ。ということ
③自分自身の考えをつくったり、自分自身が成長していくためには、色々な世界をのぞいてみてほしいよ。ということ。“直接”はもちろんのこと、本や映画でも!
さぁ、どれでしょうか??
答えは・・・全部正解かな。こんな1年にして欲しいと思っています。
(副校長 増田典彦)