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1月, 2023の投稿を表示しています

僕の身体の中に未だしみこんでいる「和光魂」が たくさん詰まった作品 ~堤大介さん原作・監督『ONI~神々山のおなり』~

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和光小学校、中学、高校を卒業後、アメリカのスクール・オブ・ビジュアル・アーツで学び、アニメーション・アーティストとして活躍中の堤大介さんから、長編アニメーション作品、『ONI~神々山のおなり』を、せひ和光小学校の子どもたちに、と連絡を頂きました。 堤大介さんといえば、2015年、第87回アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた『ダム・キーパー』を制作し、この年は雑誌「PEN」(メディアハウス)に<発想と行動力で勝負する、挑戦者たち。世界に誇るべき ニッポンの100人。>の一人として紹介されていたことを思い出します。 『ダム・キーパー』は、大気汚染から街を守るダムを動かす作業を任され、街の人々から存在を忘れられながらも作業を続ける孤独なブタの少年のもとに、ある日キツネの転校生がやってくるところから物語は始まります。18分の短編映画の中に環境破壊、差別、いじめが描かれ、油絵のような優しいタッチで描かれるブタの少年の悲しげな表情が印象的でした。そして、か弱い存在に向けられたまなざしの暖かさに心打たれたことも忘れられません。 堤大介さんは、ルーカス・ラーニング、ブルー・スカイ・スタジオなどで『アイスエイジ』や『ロボッツ』などのコンセプトアートを担当。2007年ピクサーに招聘されアートディレクターとして『トイ・ストーリー3』や『モンスターズ・ユニバーシティ』などを手がけました。2014年、ピクサーを去り、トンコハウスを設立し、その初監督作品が『ダム・キーパー』でした。 今回発表された『ONI~神々山のおなり』は、日本の民話そのものを題材にしているわけではありませんが、民話に登場する鬼や妖怪の設定を用い、日本の各地に伝わる鬼伝説を訪ね構想を練ったということです。 「鬼」とは、自分たちと異なる容姿への畏怖の念から生まれたといわれています。堤さんは、見た目や文化、価値観など自分とは違う者を排斥する風潮が世界的にエスカレートしていることを感じ、自身もアメリカに外国人として30年生活しマイノリティであることを意識した時、白人がマジョリティである街に暮らす息子さんに、この作品と通じて「鬼」の概念を伝えたい、という想いを抱いたといいます。 堤さんから頂いたメッセージには、<この作品には僕の身体の中に未だ染み込んでいる「和光魂」が沢山詰まっています。それは太鼓だったり、民舞だった

高学年 「鉄人」の時間最終回

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 好きなコースを選んで取り組む、高学年「鉄人になろう」の時間の最終回でした。6年生にとっては、小学校生活最後の「鉄人」です。各コースをのぞいてみました。 【笛鉄人】様々なリコーダーでの合奏と、トーンチャイム 【はんこ鉄人】消しゴムハンコでアート 【手芸鉄人】ヘアゴム作り 【ボードゲーム鉄人】みんなで持ちよった色々なボードゲームに挑戦。 【百人一首鉄人】札を覚えて、対戦! 【三線鉄人】発表会に向けて最後の練習。 【スポーツ鉄人】バスケットボールの真剣勝負! 【理科実験鉄人】揚力の実験 各コース、豊かで、本当に楽しそうでした。 また来年の「鉄人」が楽しみです!

2023年学校説明会の日程について 2023.1/24

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  2023年に実施する学校説明会の日程を公開しました。 詳しくは コチラ をご覧ください。 ご不明な点は事務室までお問い合わせください。 事務室 03-3420-4353

写真達人のコラージュ作品

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  好きなコースを選んでとことんやってみる、「達人になろう!」の時間。先日の「写真達人」の時間は、 自分で撮った写真や雑誌、 新聞紙などでコラージュして動物を作りました。ステキな作品ができたので、紹介します。 改めて、子どもたちの感性や表現っていいなと思います。

3月5日(日)学校説明会・体験講座について

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  3月5日(日)の学校説明会・体験講座は、現在の所、来校していただいての対面開催の予定でおります。ただ、新型コロナウイルス感染防止対策のため、いくつかの参加条件を作らせていただきます。以下の参加条件を読んでいただき、ご理解の上お申し込みください。申し込み受付は、 2月6日(月) 10 時~ を予定しております。ホームページよりお申し込みください。( 共同教育対象児として受験を希望される方はお電話にて申し込みください。 )尚、今後の状況により、中止などもありますので、メールアドレスをお間違いのないようにお願いします。   <当日のプログラム> 今回の説明会・体験講座は、お子さまと保護者の方と分かれての実施となります。   (お子さま) 9 時 30 分~ 11 時 「民舞・体操」、「作って食べよう」 2つのコースを体験していただきます。動きやすい服装でお越しください。尚、「作って食べよう」は沖縄のお菓子“ちんすこう”作りに挑戦します。 材料は、小麦粉・砂糖・ラードです。食物アレルギーに気をつけてください 。手洗い、消毒、マスク着用等、感染防止の対策をしっかりと講じた上での実施となります。   (保護者の方) 9 時 30 分~ ごあいさつ、学童保育クラブのご説明   9 時 50 分~ 学校施設・美技術展見学(校内を回りながら、和光小学校の教育の特徴をご説明いたします。同日に開催中の美技術展もご覧いただきます。)   11 時 終了予定 終了後、お子さまと一緒に、引き続き美技術展の見学をしていただけます。   ※プログラムは変更される場合があります。   ・申し込みは、現年中児( 2017 年度生まれ)と現年少児( 2018 年度生まれ)に限ります。   ・参加は、保護者の方( 2名まで )に限ります。ただし、未就園児はお連れになっても構いません。(保育体制はとっておりません。)   ・共同教育対象児として受験を考えていらっしゃるご家庭は、必ずお電話にてお申し込みください。   ・参加人数を制限するため、お申込み後のキャンセルがないようお願いします。ご都合により参加できなくなってしまった場合には必ず学校まで連絡をしていただきますようお願いします。   ・説明会の 1 週間

2年生 世界の〇〇 ゲストティーチャーが続く

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 2年生は「世界の〇〇」というテーマの学習が続いています。2学期は世界のいろいろなことをよく知るゲストティーチャーに来てもらって話を聞いてきましたが、3学期にもそれが続いています。 今回2-1に来てくれたのは「世界の台所探検家」の岡根谷実里さんです。 先日インドに行ってきたばかりの岡根谷さんに、インドの料理のお話をうかがいました。 日本人はインド料理と言えばカレーとナンを思い浮かべますが、インドではナンよりももっとシンプルなチャパティが一般的。他にも、焼き方によって、フルカ、テプラ、カクラなど、いろいろなインド式のパンができます。 チャパティを焼いてきてくださったので、おいしくいただきました。名前は違うけども、どれも小麦粉と水と塩だけでできているそうです。 ロールパンを作ってきた2年生からすると、イーストも入れないのになんで膨らむんだろうと不思議です。 インドの調理器具も見せてもらいました。2年生が使ってきた麺棒とはちょっと形の違う棒でしたね。現地の人はこれを使って1日に何十枚も焼くそうです。 クイズも交えて楽しいお話でした。 最後の質問コーナーで「どうして世界の台所をまわっているの?」と子どもから質問がありました。それに対して「道路や橋とか大きなものを作っても、必ずしも人は幸せになるとは限らなくて、かえって不幸になる人もいる。でも、たべものはみんなを幸せにするからだよ」と答えてくれました。 たしかにみんなも、チャパティを食べてる時が一番幸せそうだった。台所は人々の幸せをたくさん作っているところなんだね。

6年生から5年生に「沖縄」を伝える。

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  6年生が1年間学んできた「沖縄」を5年生に伝える、「沖縄を伝える会」がありました。伝えた最後に、6年生から5年生に新品のノートが手渡されます。その1ページ目には、6年生からのメッセージが書きこまれています。 会の最初は、エイサーを伝えます。手踊りを手取り足取り伝え、1曲踊れるようになりました。 エイサーを伝えた後は、1対1で学んだことを伝えます。 5年生も真剣に聴いてくれました。 伝える6年生にも気持ちがこもります。 最後に6年生から5年生へ、冒頭の「平和学習ノート」をプレゼントしました。 5年生は嬉しそうに6年生からのメッセージを読んでいました。 ノートを受け取ったこの日から、37年目の「沖縄」がスタートしました。 元白梅学徒として沖縄戦を体験した中山きくさんが亡くなられました。和光小学校もずっとお話をうかがってきました。きくさんが私たちに託してくれた”平和のバトン”をしっかりと受け継いでいきたいと思います。

和光中学校3年生との合唱交流会

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  和光中学校3年生との合唱交流会が3年ぶりに開催されました。 和光小学校の卒業生が、歌の解説や、込めた想いなどを語ってくれます。 中学生の合唱に聴き入る小学生たち。 ピアノ伴奏や、指揮者も、中学生がやっていることに驚きます。 小学生の歌も一生懸命聴いてくれました。 小学生と中学生が一緒に声を重ね合う場面も。 中学生の皆さん、本当にありがとうございました! タテのつながりを大切にする和光学園です。