「生きたことばであると感じました」6年生が沖縄を伝える

 4月から総合学習で「沖縄」を学んできた6年生。

10月末の沖縄学習旅行を経て、学習のまとめをしてきました。

そして今週、お家の人に「沖縄を伝える」会を行いました。

何を、どう伝えるか・・・プログラムも自分たちで考えました。

まずは【はじめの会】

【エイサーを伝える会】

自分たちがどんな踊りをやっていたのか、体験してもらいました。




「暑いー!!」

「こんなに激しい踊りだったんだねー!」

と、あちらこちらから聞こえてきます。

【1対1で伝える】

丁寧に作ってきた学習旅行記を使って、一人ひとりが伝えます。





【お家の人との討論会】
最後に、班ごとのわかれての討論会です。
何を話すかは、班ごとに考えました。




大人も真剣に考えてくれました。

○沖縄学習旅行から帰ってきて、早いもので、もう1ヵ月以上が経ってしまいましたね。私が「沖縄には正直行きたかった??」と質問した時、「最初は行きたくなかった」と素直に話してくれましたが、「伊江島の海はとってもきれいなエメラルドグリーンだけど、潜るとすごく青くて、何より浜辺に吹く風がとても気持ちよかった」とにっこり語ってくれた顔が忘れられません。私もそんな素敵な海にぜひ行ってみたくなってしまいました。沖縄学習旅行の四日間は楽しいことばかりではなく、辛いこともいっぱいあったと思います。いろいろ見たり、聞いたり、感じたり、そんな日々を1度に過ごす機会はそんなにないのではないかと言う位、毎日本当によくがんばった四日間でしたね。この大変な日々を乗り切って、きちんと沖縄学習旅行記も書き上げた、自分に自信を持ってこれからも歩んでいってください。

 

○沖縄の話をたくさん聞かせてくれて、ありがとう!!緊張したよね?!なんだか私も緊張した!!でも説明すごくわかりやすかったし、充実した四日間を送ったんだなぁと伝わったよ。ゲームでは簡単に人を殺したりするけれど、「死ね」とか言っちゃいけないと言っていて、本当にその通りだなと思ったよ。学級集会でみんなが泣いてしまった話でも、自分も置いていかれたくないし、誰のこともおいて行きたくないと言っていて、その気持ちをずっと大事にして欲しいなと思いました。自分の命も人の命も大事にすることが戦争をなくす第一歩だと思うから。この先の人生で嫌なことがいっぱいあるかもしれないけど、この沖縄で学んだこと、みんなで泣いたこと、命より大事なものはないと言うことを思い出せば、どんなことも乗り越えていけると思います!

 

○沖縄学習旅行中に見て感じたこと、すごくよく分かりました。体験者の方々からの話を聞いた後、いつもその辛い内容に胸が苦しくなる思いをしていたことがとても印象的でした。一言ではなく、自分事として聞いていたんだなと感じました。いろんな質問をしましたが、それに対して返ってくる思いや出来事は、体験してきたからこそ答えられる内容で、決して教科書やネット等の情報を読んだだけではない、生きた言葉であると感じました。そして、私にとっての生きた言葉を聞いている間は、「平和」について考える時間になっていたなと思いました。なので、そのの生きた言葉をこの先いろいろな人たちに伝えていくことで「平和」について意識できる人たちが多少なりとも増えるのではないかと思います!とても素晴らしい時間をありがとうございました!!

次は、1月に一つ下の5年生に「沖縄」を伝えます。

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