「みんなの幸せにつながる学び」公開研究会が開催されました。

 11月23日(土)第10回和光幼稚園・和光小学校公開研究会が開催されました。

テーマは『みんなの幸せにつながる学びの力を育てる』

北は北海道から南は沖縄まで、多くの方にご参加いただきました。

オープニングは、子どもたちの民舞


帯刀校長の挨拶

生き生きと学ぶ子どもたちの姿を見ていただきました。











午後は、基調報告と分科会に分かれての報告、検討でした。




いただいた感想を一部紹介させていただきます。

〇子供たちのことを話されているときに微笑みながら話されているのが印象的で、とても子供たちの「わかりたい」に寄り添った実践をされていると感じました。算数の学びを具体的な形にして、視覚化していく方法を非常に丁寧にやって、徐々に「数」の世界へと広がるような方法をされていて、とても良い学びだと思います。

〇「できる」だけなら、マンツーマンでも塾でもできる。でも学校で、教材を通して、仲間と学ぶからこそ、育つ心や物事を見る目etcがうーんと育つと思う。中井先生は実に丁寧に具体物を使いながら、割り算の本質を謎解くような実践だと感じました。子供の考えや楽しむ心を授業で引きだす場面が多々ありましたが、教師集団の教材研究があるんだなと、背景も垣間見えました。

〇現在行っている水泳指導がどういう変化や論議の中で出来上がってきたのか、学ぶことができてよかったです。スイミングや検定等と「体育の水泳」の違い、目指しているものの違いを考える機会になりました。他の授業と同じで、できるまでの過程をどう見ていくのかが大きな違いなのかなと思います。根性ではなく、体の仕組みや技の理論がわかること、互いに分析をしながらみんなでできることを目指すなど、子供たちに育てたいものに立ち返って授業を作っていくことが大切だと改めて感じました。

〇「みんなが幸せに」につながる社会と言う題名での研究は、とても良いなと思いました!学びは、「人生を幸せに生き続けるため」に学ぶものだと思っていて、教科がメインに出されているのは違和感を感じるなと周りの学校を見て感じていました。昔から続く和光小学校がこれからも今の子供を見て2026年のカリキュラムに向かっていくのがとても楽しみだなと感じました!

〇午前中の授業を見ていて、どのクラス学年も「学力」ではなく「学び」を追求していると感じました。学びを大切にすることで、学力が自然に身に付くのだと思います。また、学ぶことに楽しさを感じる経験をした子供と、学力だけを求めてきた子供が成長していく中で思考力の差がつくのだと感じました。和光小学校の生徒は自己肯定感が高く、発言力がある背景がよく理解できました。ここまで大切に一人ひとりに寄り添って支えてもらえる環境と、一方で、和光ではない子供たちとのギャップにどう向き合うのか少し考えてしまいました。改めて教員として授業の工夫、わかる、楽しいを目標に子供たちに自信を持った主権者になってもらうために、研究を続けていかなければならないと思いました。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

これからも、より良い教育づくりを目指して学び続けます。

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