いちょうまつり~おどりの広場1~5年生編~

 いちょうまつりの午後は、日本各地に伝わる民舞を踊る”おどりの広場”です。

まずは5年生による”大森みかぐら”から

大森み神楽を和光小学校で踊るようになって40年になります。当時の岩手県衣川村の大森分校の子どもたちから直接教えてもらった踊りを、今も踊り継いでいます。


6月に6年生に踊りを伝えてもらい、練習を重ねて元気に伸びやかに踊れるようになりました。


錫丈と扇を両手に持ち、回転したり、しずみ込んだところから高く伸び上がる動きは踊り手にとって気持ちがいいものです。


低学年の時から、どうしてあんなに扇が回るのだろうと不思議に思い、あこがれていた踊り、「天飛ぶ鳥が羽を伸すよにしなやかに踊りました。

3年生は”寺崎はねこ踊り”です。
宮城県石巻市桃生町寺崎地区に古くから伝わる踊りです。


豊かに実った稲を刈り取り、束ね、俵を肩に担いで放り投げるという動作を表した「打ちばやし」、豊作を祈り、祝う人々の思いが込められた「献ばやし」、元気に跳ね回る「馬鹿ばやし」の3つの踊りを踊ります。


今年は4年ぶりに有志で地元のお祭りに参加しました。また、保存会の方に来てもらい、踊りを教えてもらうことができました。


2年生は”今別荒馬”です。
「今別荒馬」は、青森県の津軽今別に伝わるねぶた祭りの踊りです。地面からの力をもらいながら、力強く跳ね回ります。


馬の頭を大きく振ることで、尻尾がはねます。自分たちで染めたハチマキをしめ、馬をつけて踊りだすと、子ども達の踊りがとても力強さをましてきました。


今年は今別荒馬まつりにも参加しました。「ラッセラー」の掛け声も大好きです。
荒々しい馬が、楽しく元気いっぱいに跳ね回りました。


いちょうまつり初登場の1年生は、”アイヌの踊り”

アイヌの人々は、一つ一つのものにカムイ(神)がやどっていると考え、動物や木々を大切にし、ともに生きています。そのアイヌのひとびとが仲間達と踊っている踊りを一年生も楽しんできました。


自分たちで一針一針ししゅうをほどこしたマタンプシとテクンぺ。それをきりりと額や手に巻いてバッタやキツネになります。


狩に欠かせない弓、棒を使い大地に力をもらって踊りました。


4年生は中野七頭舞です。
岩手県岩泉町小本字中野地区に古くから伝わる芸能です。荒地を開墾し、田畑を切り開き、収穫を喜ぶ一連のストーリーで構成されています。


七つの道具と七種類のおどり方から、「七つもの」とも言われています。


7つの道具から、自分の好きな道具を選び、「横跳ね」「切り合い」「ちらし」「三足」のつの踊りを踊りました。


大トリは、最後のいちょうまつりの6年生です。6年生の姿はたっぷり紹介したいので、次号でお届けします。

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