子どもたちが語る「和光小学校の運動会」の魅力

 5月16日(火)に学校説明会が行われ、その会の中で、運動会のチームリーダー4名が、「和光小学校の運動会」について話しをしてくれました。4人が話してくれたことを紹介します。


6の1緑チームリーダーの〇〇です。私が思う和光の運動会のいい所は、先生と子どもたちみんなで作っていく、という所です。作っていくとは、毎日リーダー会議で競技について話し合ったり、応援歌やダンスを作ったり、競技のコツを教え合ったりします。あまり先生は口を出さず、近くで見守ってくれています。みんなの「勝ちたい!」という思いで運動会ができていると思います。和光は他学年と合同の競技がほとんどで、いっしょに練習したり話し合ったりするので1年生~6年生の仲がよく、校内はいつも明るいです。そんな和光の運動会はとても盛り上がって楽しいです。この楽しさは和光でしか味わえないと思います。他にも人とのつながり、関係、協力してなにかをやりとげる、いろいろな体験ができます。私はそんな和光の運動会が大好きです。今年で最後なのですごいさびしいから、先生・みんなで盛り上がって最高の運動会にしたいです。

6年1組青チームリーダーの〇〇です。ぼくからは4年生以上がやる二つの競技について紹介します。1つ目は騎馬戦です。騎馬戦は5・6年生全員でやりますが、馬が一斉に出て戦うのではなく、一騎対一騎で戦い相手方の乗り手の体を地面につけた方が勝ちです。少し相撲に似ています。その騎馬戦の面白いところは、3人が1人を上に乗せてこの4人が息を合わせ相手と戦うところと、たくさんの馬が勝つと多くの特典が入るという所です。2つ目はグランプリです。グランプリは4・5・6年生が全員でやり、勝つと高得点が入る種目です。ムカデ・3人4脚・大繩・キャタピラ・キャタロールの5つを2チームが対抗し、どれも全員で声をかけあってタイミングを合わせてゴールを目指します。だから速さだけじゃ勝てない面白い競技です。ぼくたちチームリーダーは6年生各種目リーダーと一緒に勝つための作戦を立てて練習し、団結してみんなで運動会に臨みます。これでぼくからは終わります。

2組チームリーダーの〇〇です。ぼくは、運動が苦手な人でも楽しめるのが和光小学校の運動会のいいところだと思います。前に公立小の友達が聞いてきました。「リレーの選抜選ばれた?」と。聞かれて、初めて公立の学校にリレーの選抜があるのを知りました。足が遅い人がリレーに出られないなんてかわいそうだと思いました。運動が苦手な人は運動会が楽しいのかな?と思いました。和光小学校の運動会はかならず3競技出られます。運動が苦手な人もリーダーになれるし、応援歌を考えたり、応援ダンスを考えたり、新聞を作ったり、作戦を考えたりするのも大事な仕事です。それぞれの役目が集まって和光小学校の運動会が成り立っています。みんなが集まって勝利につながります。

こんにちは。6の2白チームリーダーの〇〇です。和光小の運動会はだれでも熱くなって勝敗にこだわる運動会です。練習を重ねるごとに学年を超えて絆が深まっていき、どんどん熱くなって本番は勝っても負けてもだれもが涙する運動会になります。団結すればするほど熱さが増してその熱さが先生や親にも伝わっていき、本当に熱い運動会になります。先生で言うと、声がかれるまで応援してくれる先生や競技が終わって3回に1回くらい相手チームの先生に「あれはこっちが勝っていたでしょうーが!」とケンカしてしまったりと、子どもに負けないくらい先生も熱いです。そんなだれもが熱くなれる和光小の運動会が私は大好きです。ぜひ私たちの本気を見に来てください。

この後、質疑応答の時間もありましたが、参加者の皆さんからの質問に堂々と答える6年生の姿に、私たち教職員も感心しました。(残念ながら記録をとっておくことを忘れてしまいました。)と言いますのも、私たちはこの子たちが1年生の時から知っているので、その成長ぶりに驚くのです。ここが、私学の良さの一つですね。

参加してくださった皆さまの感想を一部紹介させていただきます。

6年生でこんなにもじぶんの言葉をしっかりと伝えられる姿に思わず涙が出そうになりました。

自分の言葉で自分の意見をここまで言えるのは、学校生活の中でたくさんアウトプットする機会を設けられているからなのだろうと感じられました。

自分の言葉で、運動会説明をしてくださり、それぞれ4人の個性も見受けられ大変好感が持てました。急がず、ゆっくり、様々な体験を積み重ねた事による、自信と自分を持っている和光小学校の子供達なのだと感じました。

難しい質問にもきちんと答えていて素晴らしいなと思いました。それぞれの子がみんな違ってみんないいなぁと理想的な姿があるなと思いました。子供達の学校を誇らしく思っている感じが伝わってきてとても良かったです。

しっかりといろんなことを考えて取り組んでいることを感じました。どうしたらチームが上手くいくか組織としてリーダーシップを発揮するにはどうしたらいいか、など歳の違う小さな子に自分の話を聞いてもらう工夫など、大人になっても絶対に役立つことばかりを大人よりも円滑に平和的に解決していることに感心した。そして何よりどの子もそれぞれ素直でまっすぐ育っているのだな、と感じました。

リーダーの子達が、大勢の大人の前で堂々と受け答えしている姿に驚かされました。台本もないのに、みんな自分の言葉で自分なりの考えをしっかりと言えていて、日頃から先生方が、子供達を型にはめたり否定したりすることなく、それぞれが伸び伸びと自分の意見を言えるような環境作りをされているんだろうな..と勝手に感じて、感動して聞いておりました。

4名の皆さんがリーダーである、というポジションもあると思いますが、本日お話しされた4名それぞれが、自分の言葉で語る姿に驚きました。自分自身の取り組み方の説明だけではなく、どのようにチームメイト・下級生を率いていこうとしているのか気持ちを言語化し、それを学校説明会という場で見ず知らずの大人たちに伝えることができるのは、ただリーダーというだけではなく、日頃から主張すること・言語化し伝えることの大切さを自覚できているのではないかと感じました。こうした姿が、憧れの存在として、また下級生たちに伝わる縦の繋がりの良い継承なのだとも感じることができました。4名皆さま、私自身も憧れる6年生の姿でした。

大人でも難しい質問に、自分の言葉でしっかり受け答えしていて凄いなとおもいました。とはいえ子供らしい所もあり、その辺の塩梅も愛おしいかんじで、みんな違ってみんないいなぁと思いました。皆んなで出来れば、得手不得手も補いあって、良いものが出来るというのを行事を通して学んでいて、やる事それぞれに意味のある納得感があるのがすごく良いなとかんじました。子供達が自分の学校を誇らしく思っているんだなぁというのが伝わって来る良い時間でした。

参加してくださった皆さま、感想を届けてくださった皆さま、ありがとうございました。そして、貴重な休み時間を割いて説明してくれた4人のリーダー、ありがとうございました!!


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