2学期の終業式
2学期をしめくくる終業式が行われました。
1年生は、2学期から始まった”あのねノート”を読んでくれ、2年生は”劇の会”でうたった歌を披露してくれました。(上の写真)
3年生以上は、学級代表が「2学期をふりかえって」を発表してくれました。
【3年生】
「2学期は総合学習をメインで取り組みました。韓国学校の人たちと交流会をして、韓国の遊びを教えてもらったり、衣装を着せてもらいました。その他には、河原さんの大根を抜かせてもらいました。農家ではどんながんばりをしているかなど、色々教えてもらいました。教えてもらったけいけんをどこかでいかせたらいいなと思います。2学期おつかれさまでした。」
【4年生】
「2学期はいちょうまつりがありました。私のせっけんのお店は、始まった時あまり買いにくる人は少なかったけど、途中から買いに来る人がふえて良かったです。うたの会では、思ったより人が多くてすごいきんちょうしたままリコーダー、歌をやりました。しっぱいしないで良かったです!3学期がんばりたいことは、げきの会で、おもしろいげきをできるようにしたいです!」
【5年生】
「私が2学期の思い出にのこったことは、総合学習でようかんを作ったことです。1回目はドロドロで、2回目はカチコチでなかなかうまくいかず、大変でした。でも、いちょうまつりでは、寒天の研究をしてキレイにできました。なので、私はあきらめないことが大事とわかりました。この研究をふりかえって私は、寒天はすごくじゅうようで、ようかんはとてもむずかしいと思いました。」
【6年生】
「2学期は、6年生で1番大きな行事、沖縄学習旅行がありました。沖縄ではたくさんの証言者さんのお話を聞き、それについて考えました。自分の1番心に残ったことばは、玉木利枝子さんの、「今あるあたり前をあたり前だと思ってはいけない」という言葉です。小学1年生で、第二次世界大戦という戦争を体験し、お兄さん、おじいさん、おばあさんを亡くし、おばあさんがあっさりと亡くなった姿を見て、うらやましい…と思ったそうです。最近、ふざけて人に「死ね」という人や「死にたい」と言う人がいますが、かんたんにそんなことを言わないでほしいです。自分も気をつけます。体験者さんの話を聞いたり、つらいこともたくさんありましたが、水族館に行ったり、ショッピングをしたりと、楽しいこともたくさんありました。自分たちの時は、台風と重なって、伊江島に渡れませんでしたが、皆さんの時には晴れるといいですね。」
今日は 2 学期の終わりの日でもありますが、1 年の終わり、2022 年最後
の登校日でもあります。と言うことで、この 1 年間を、“初めて”をキーワー
ドにふり返ってみましょう。
皆さんにも、今年一年、沢山の“初めて”があったと思います。
「初めての小学校生活だった 1 年生・・・初めて一人で学校に行けたこと。」
「キャンプで初めてテントで寝たこと。」
「初めてパンをつくった、最中を作った、羊かんを作った。」etc
増ちゃんにとっても、沢山の“初めて”がありました。初めてテンカラ釣りを
したこと、初めて電子マネーを使ったこと、初めて公開研究会で基調報告をし
たこと、初めて『いちょうの木』をメール配信したこと…。その『いちょうの
木』では、初めて和光小学校の卒業生の姿を特集しました。何人かの卒業生に
インタビューをするのだけど、そのインタビューの最後には必ず「和光小学校
の子どもたちに伝えたいことは何ですか?」という質問をしました。…そうやって聞いておいて、『いちょうの木』はメール配信になってしまったので、皆さんの多くが、読めていないと思います。と言うことで、ここで紹介します。
①今、看護師さんをしている塚原愛歩さんは、「みんなには色々なことに挑戦
してほしいな。恥ずかしがらずに。」・・・と言っていた愛歩さんも、小学
生の時はとても恥ずかしがり屋でした。
②アメリカに留学中の山岡葉月さんは、「興味がおもむくものにどんどんチャ
レンジしてほしい。失敗は悪いことじゃないよ!」と言っていました。まる
で 4 年生がうたった歌みたいだね!
③薬剤師として働いている小川一馬さんは、「卒業生の多くが、自分で決めた
道をしっかりと進んでいます。自分が決めた道ならそんなに苦じゃありませ
ん。自分の進む道を見つけてほしいなと思います。」と。
④歯科技工士として、デンチャーを作っている笹部真由さんは、「和光学園は、楽しい行事がいっぱいあるから、行事を全力で楽しんでほしいです。どれも思い出に残るよ!卒業しても、合宿の指導員や館山のコーチ etc そう
いうつながりは楽しいし、他の学校では味わえないこと!」そんな真由さん
は、小学生の時は、合宿が嫌で泣いていました。その時はいやでも、一つひとつ乗り越えて、成長するのだね。
⑤ピアニストの谷崎彩乃さんは、「いずれやめちゃうことだとしても、今これが好き!これがんばろう!と思うことは、そのまま信じてがんばり続けてほしいなと思います。」彩乃さんは、ずっと続けて、イギリスの音楽学校にまで行きました。
⑥最後に、テレビ番組を作っている田邊幸さんは、「とにかく楽しんでほしい!和光を出てみて、先生への嫌悪感を持っている人が多いことに驚きました。私たちは大人を信頼するというのが当たり前でした。せっかくそのような環境にいるのだから、安心して思いきり楽しんでほしいです。」
和光小学校を卒業した人たちは、色々なお仕事や世界でがんばっています。みんな、“初めて”のことに“チャレンジ”をしているのですね。卒業生の皆さんが言うように、ぜひ、“今”を楽しんでください。そして、何か“夢中”
になることに“夢中”で取り組む、そんな冬休みを過ごしてください。さぁ、1 年間を振り返ってみて、今年、自分ががんばって取り組んだこと
や、初めてやったこと、自分の成長をふり返ってみましょう。色々なことがあったと思います。本当に盛りだくさんの 2 学期、そして、2022 年お疲れさ
までした。3 学期の始業式、2023 年 1 月 10 日、元気に会いましょう!
これで先生からのお話を終わります。(副校長 増田典彦)
今年最後の投稿となります。1年間ありがとうございました。
2023年も、和光小学校のことをよろしくお願いいたします。