6月29日(土)学校説明会でいただいた質問へのご回答
大変遅くなってしまいましたが、6月29日(土)学校説明会後の感想フォームに寄せていただいた「不安に思ったこと」と「質問」に対するご回答です。
①和光小学校から和光中学校への進学率はどのくらいかを教えていただけたら嬉しいです。
→年によってちがいますが、6割~8割の子どもが和光中学校へ内部進学をしております。
②英語教育への取り組みについても教えていただきたいです。
→コチラをご覧ください。
③子供達が成長するに当たって、色々な揉め事などもあるかと思いますが、和光小学校はどのように対応していますでしょうか?
→コチラをご覧ください。大切なのは、事実をつかむこと、その上で話し合うこと・・・そのプロセスだと考えています。
④娘が和光小学校に通うことが出来たら、きっと楽しい小学校生活になるだろうなぁ、ぜひ通わせてあげたいと思ったが、受験があるんだ…と思うと、受かるか不安です…
→まずは、ぜひ保護者の方が和光学園の教育への理解を深めていただきたいと思います。また、子どもたちは、先行学習や入学のための準備ではなく、今の(幼児期の)生活を大いに楽しんでもらいたいと思っています。
⑤部活動や、親のコミットできることなどを聞いてみたいです。
→クラブ活動はありません。各学年、授業時間の中に、好きなコースを選んで、とことんやってみる時間が設定されています。(低学年は、「名人になろう」の時間に、7コースから選んでもらいます)
⑥留学を将来考えたい場合に、どのように順番するべきか考える。
→1年生から「異文化国際理解教育」を大切に位置付けています。海外の大学等の進路を選ぶ卒業生が多い所から、小さな頃から、様々な国の文化と出会う機会が多いことも影響しておるのかもしれません。
⑦いじめや子供の間でトラブルが発生した時には、どのように対応されているのでしょうか?
→上記③の回答をご覧ください。
⑧スマートフォンを持つ子供も多いと聞きますが、学校としては学内での使用などどうされているのでしょうか?
→学校のスマートフォンの持ち込みは制限しております。また、スマートフォンを持たせることで起こりうることについて、各家庭に呼びかけております。
⑨自身が親として、特に性教育や過去や現在起きている戦争についてなど、どのように、どの時期に子供に話したらよいかという不安があるので、もし機会があればその辺のお話しもお伺いしたいです。
→カリキュラムの中に位置付けています。また、様々な場面でお家の人とも共に学習する機会を設けています。
⑩入学後、内部進学の顔見知り生徒さんのいるなか、どんなかたちでクラスに慣れ親しんでいけるか、工夫されていることがあればお伺いしたいです。
→子どもたちはすぐになじみます。親子で一緒に楽しむ「おたのしみ会」などを行い、少しでも早く親子でなじめるようにしています。
⑪校庭が狭く感じてしまいました。
→すごくよくわかります。しかし、逆に、運動会やいちょうまつりでは臨場感が増すと共に、子どもの姿を間近に見ることができます。子どもたちも特に不便を感じているわけではなさそうです。
⑫息子は今、年中ですが、少し言葉などに遅れがあるように思います。成長を見守りつつ、共同教育の説明会や面談など考えて行きたいと思います。
→教育相談を実施しております。学校事務室へお申し込みください。
⑬友人関係で問題が起きた時の具体的な解決方法などお聞きしてみたいです。
→上記③の回答をご覧ください。加えますと、お家の人と情報を共有しながら、一緒に解決に向けて考えていきます。
⑭合宿や沖縄学習旅行について詳しくお話を伺いたいです。
→1年生から毎年林間合宿に出かけます。高学年はテント泊でのキャンプになります。沖縄学習旅行は、10月末に3泊4日で出かけます。
⑮音楽室、図書室、プールなど回って見たかったです。
→たしかにプールはなかなかご案内する機会がありませんね…。体育館の屋上にあり、6月~9月の期間で水泳の授業を実施します。
⑯子ども間のトラブルやそれに対する対処、結果の事例があるとありがたいです。決して笑顔だけの学校生活ではないと思います。教員として、学校としてどうやって関わっていくのか、そんな良いところ以外の面も気になります。
→上記③の回答をご覧ください。36名もの子どもが一緒に生活していればトラブルはつきものです。そこから学ぶことを大切にしています。
⑰入学前に保護者同士で繋がる場を設けていただき、同じ方面で送迎をシェアするなど保護者同士で助け合うコミュニティを作るためのサポートをお願いできるかどうか。
→入学前にはないのですが、入学後、同じ地域に住む家庭との顔合わせ集会等があります。
⑱もしいじめが起きた際に学校側はどのような対応を取っていただけるかぜひ聞きたいです。
→上記③の回答をご覧ください。「いじめ」というと、ドキッとしてしまいますが、子どもたちの日常はトラブルがつきものです。お家の方にも一緒になって考えてもらいます。
⑲一年生の夏合宿の内容など聞いてみたいです。
→2泊3日、自然の中で川遊びやハイキングを楽しみます。2年生も一緒に行くので、心強いです。
⑳一つの事をとことん追求する授業の姿勢に非常に共感するのですが、チーズ作りで何時間かける事もあると伺い、他の授業時間には影響はないのでしょうか?
→総合学習は週3時間設定されています。行事等で取り組まない時期もあるので、年間で時数調整をしています。
㉑中高の様子も見学してみようと思っております。
→和光学園は、幼稚園から大学までの総合学園です。ぜひ和光中学校、和光高校のことも知っていただきたいと思います。
㉒御校の教育で、共同教育も魅力の一つだと感じております。息子にはハンディキャップを抱えた児童や、個性豊かなお友達と共に、自分も社会の一員だということを感じながら、成長をしてほしいと考えております。具体的な取組み内容や子供たちの成長などのお話を聞いてみたいと思いました。
→ご指摘の通り、「共に育ちあう」ことが共同教育の理念です。その様子を、どこかでお話しさせていただきたいと思います。
㉓子どもたちの様子を見ていても多様でのびのびしていると感じましたが、ランドセルだけはなぜ規定のものにしているのか、それに反対ということではなく純粋に不思議に思いまして、もし背景にあるお考えを教えていただけるのであればぜひお聞きしてみたいです。
→制服がないので、登下校中に「和光の子ども」と見てもらえるようにランドセルでした。ただ、来年度からランドセルは廃止し、リュックサックタイプの通学カバンに変更します。
㉔鶴川校との違いについても今後理解を深めたいと思っています。
→和光鶴川小学校は、同じ教育理念の小学校です。お住いの地域から、鶴川小学校もぜひ知ってください。
㉕給食がないので、子どもの好き嫌いの多さを克服していくためには、我が家にとっては大きな問題に感じています。
→火曜日と木曜日は、素材にこだわったお弁当を注文することができます。また、教育活動の中で、様々な物をみんなで食べることを意識しています。
㉖体験は時期尚早だったと思うのですが、親の私は和光小学校の考え方や教育がとても魅力的で感動していますが、子どもは楽しめるのだろうか?と自分の子どもに対しての不安は感じています。幼稚園ではみんながやっていても、本人が興味がないことは輪に入らないようです。個性を尊重してくださるというお話は聞いていますが、学校にというよりも息子に対してどうなるんだろうという不安が大きいです。
→子どもたち一人ひとりの想いやペースを大切にしつつ、みんなでやることの面白さや達成感などを感じてもらいたいと思っています。強制せず、ゆっくりと取り組めるようになるといいですね。
㉗不安に思ったことは特にありません。和光小学校の先生方が生徒と接するうえで大切になさっている事、そのために工夫して取り組まれている事をお聞かせいただきたいです。
→子どもたちを尊重すること、そして、子ども一人ひとりの内面をつかむということでしょうか。そのために、「書く」ということをとりわけ意識しています。毎回の授業の後、活動や取り組みの後に書くこと、日常の生活を綴ること・・・そのような中でも子どもたちをつかむように努めています。
限られた紙面ですので、十分にお答えできていないかと思います。また2学期以降の説明会に参加していただき、不十分だったことはぜひ直接聞いていただきたいと思います。