6年生工作技術 折り鶴に想いを込めて
「伝え続ける」
一番後ろの鶴が持っているのはバトン。中の青いのは悲しい事実。そのまわりの黄色いのは伝えたいこと。戦争などでたくさんの人が死んだこと。どれだけ苦しかったか、二度としてはいけないなど、本当にあった事実を、後輩に伝え続ける。そうすれば戦争はおきない。平和になると思う。
6年生の工作技術は、折り紙の授業から。
折り鶴に取り組みました。
佐々木禎子さんの絵本を聴くところから始まりました。
〇こんなことが実話だなんてビックリした。なんでこんなに人間は自分たちで地球を壊すことをするのか。
〇平和像を作るのに、人々がこんなに苦労して、心がこもっていてステキな像だなと心から思った。千羽鶴は、今私が元気な状態で作ってもとても大変なのに、具合が悪い時に作るのは大変だと思った。禎子さんと運動を起こした子たち、すごいと思った。
〇広島に行った時に、鶴がたくさんあったけど、なんであるのかも分からなかった。でも、一人の女の子から始まって、今では世界に広がって、平和の象徴だと思う。
〇鶴にあんなおもいがあったなんてビックリした。しかも、子どもがあの像をつくったなんて、(同じ子どもなのに)すごい。
〇折り鶴の意味、思いがよくわかった。折り鶴は色々な国に平和のしょうちょうに変わっていったとわかった。なぜ戦争をするのか、よくわからない。
お話を聴いた上で、折り始めます。
難しい所は、自然に教え合う姿がいいなと思います。
小さい折り紙も使って、器用に折っている子も。
1枚の紙の上に、自分の想いを表現していきます。
「家族・見守る」
子どもたちが遊んでいる所を大人たちが見守ている。真ん中にいる小さい子たちを兄や姉も見守っている。それが、たたかいのない、私の中の平和。
「みんなでダンス ハッピー」
イエーイ!ダンス ハッピー! これぞ平和な日常!
「家族と団らん」
色はパステルカラーにしました。平和らしい色だから。どれが母・父・子の想像は、あなたにお任せします。戦争など悲しいことがなく、家族みんなで楽しくおしゃべりしているところです。こういうのが私の中の平和です。
しばらく「てしごとの部屋」に展示してあります。
学内の方はぜひご覧ください。