モッツァレラチーズ作りに挑戦している5年2組。夏の研究で何人もの人がお世話になったチーズ専門店「チーズスタンド」の職人さんが、チーズ作りを教えに来てくださいました。
チーズスタンド尾山台店にお勤めの柳平さんは、まず牛乳の性質について教えてくれました。牛乳が白く見える理由、たんぱく質がなぜ固まるのか。pHなどまだ5年生には難しい内容もありましたが、分かりやすく教えてくれました。
子どもたちは酢を使ったモッツァレラを作っていますが、モッツァレラは本来レンネットという酵素を使って作ります。柳平さんにはレンネットを使ったチーズ作りを体験させてもらいました。
酢を使った時には見られない杏仁豆腐のような質感のカード。ぷるぷるに固まった牛乳に、慎重に包丁を入れます。
乳酸菌の力で発酵が進み、びろーんと伸びるようになりました。自分たちで作るとパサパサになったり、見た目がつるんとしていないチーズになってしまうことが多いので、どうしてそうなるか、どうしたらそれを防げるのか、子どもたちは興味津々。
チーズを練るお湯の温度が重要であることが分かると、あちあち!と言いながら、熱いお湯の中でチーズをつるんと丸めていきます。
おいしそうなモッツァレラチーズができました。なめらかな食感に感動!職人さんの技を間近で見て、たくさんの学びがありました。「小分けにする時や混ぜる時きもちよくて楽しかった。」「いろいろなことを教わって、コツがつかめた気がする。」「つるつるでピカピカのを本番も作りたいです。」「知らない言葉がたくさん出てきたけど、話を聞いたら分かって楽しくなってきました。」職人さんに教わったコツを活かして、いよいよ次は本番の調理。今までで最高においしいチーズを作るぞー!