合宿・キャンプをふりかえって
全学年で林間合宿が終わりました。林間合宿をふり返っての文を紹介させていただきます。まずは、初めての合宿を終えた、1年生の保護者の方のふりかえりです。
合宿ありがとうございました。帰ってきて第一声目は「
つづいて、指導員さんのふりかえりです。林間合宿には、大学生などの指導員が手伝ってくれます。この指導員さんは、1・2・3・5・6年生の林間合宿に来てくれました。
今回、和光小学校の1・2年生、3年生、5・6年生の合宿(キャンプ)に指導員として参加し、濃厚且つ濃密な時間を過ごさせていただきました。
1・2年生の合宿では、初めての合宿で緊張や不安、寂しさから泣いてしまうこともありながらお友達と助け合いながら乗り越えていく1年生、その1年生を食事の時には優しく声をかけ、夜の散歩には一緒に手を繋いであげる頼もしい2年生の姿が印象的でした。私は1年生を中心に担当させていただいていたのですが、寝る前は寂しくて寝られないと泣いていた子が消灯後には1番に寝ていたり、今まで1度も自ら着替えてくれなかった子が急に自分で着替えてくれたりと小さな驚きと嬉しさの連続でした。
3年生の合宿は、暑い中での活動で子どもたちも大変だったかと思います。そんな中でも、蚕農家や銘仙館を訪れた際には積極的に質問をする姿は私も見習わなければならないと感じさせられました。また、初めての本格的な登山も、過酷な環境のなか、体力のある子が周りの子を励まし、全員で登頂する姿には感動させられました。宿舎での生活も、班の中で分担された担当に各々が責任を持ち、班のメンバー皆がリーダーになる姿はとても印象深かったです。日程的に、3年生→1・2年生の順番で参加したのですが、1・2年生の合宿を終えて、3年生の合宿を改めて振り返ると、あれから1、2年でここまで成長するのかと驚きました。
5・6年生のキャンプでは、大人に頼ることなく自分たちで生活する子どもたちの姿が印象的でした。テント張り、火おこし、調理いずれも私が出る場面は殆どなく、気がついたら「ご飯できたから来て!」と呼ばれており、どっちがお世話されているんだかと思うほどでした。私は、6年生を主に担当させていただいたのですが、瑞牆登山はアップダウンが激しく、子どもたちの身体では全身を使わないと登り降りすることができない岩場なども多く、改めて登ってみても難しく・大変な山だなと感じました。そんな登山を成し遂げた子どもたちには尊敬しかありません。キャンプ全体を通して、子どもたちに見られる一人ひとりが責任感を持ち、時にはその責任感が故に衝突しながらも、他者を理解・尊重するという姿勢は、大人でも決して簡単ではありません。私も彼ら彼女らを見習わなければならないと思います。
私が小学生として合宿に参加したのは10年以上前のことですが、今回改めて訪れて思い出すこともあれば、私自身が改めて学び直すことも多かったです。これだけの子どもの成長を目の当たりにし、これらの経験があったからこそ今の自分があるのだと再認識することができました。この合宿を通して出会った子どもたちには感謝です。また、様々な機会を通して、子どもの成長を見られることを楽しみにしております。
林間合宿という場が、子どもたちを大きく成長させることを今回も強く実感しました。サポートしてくださるお家の方、指導員さん、現地の方々…皆さんに感謝です。